車の傷を自分で応急修理してみた
自然派志向で通好みのパン屋さんがあるという情報を耳にしたので、ナビを頼りに早速行ってみました。
その道中、土地勘がないため軽自動車しか通れなさそうな変な路地に迷い込んでしまい、細い曲がり角を何度も切り返しながら注意深く進んでたところ、
と左後方から嫌な音が。。。。
曲がり角にあった石垣に擦ってしまいました。
あー、これが寿司屋ならショウガ三昧で嬉しいんですけど、シブがき隊でもこのガリは食えないヤツですわ。
なんてことを考える余裕もなく嫌な汗が一気に噴き出してパニック状態に。
なんとかバックしてその路地を回避しましたが、左後部ドアがギギーっと大きく傷ついてました。
同乗していた嫁さんは「これくらいの傷は大したことないし目立てへんやろ」と慰めてくれますが、自分のミスで車を傷つけてしまったことがショックで、そこからパンを買って家に帰るまでの記憶がほとんどありません。
まあ、これまで何度もボディやバンパーを擦ったり凹ましたこともありますし、高速道路で事故って購入半年の新車を廃車にしたこともあるので事故には慣れっこではあるんですけど
(何の自慢やねん!)
久しぶりにやってしまったことに自己嫌悪です。もうちょっと慎重に運転してたら。。。
といつまでも落ち込んではいられません。
大きい傷なら板金修理コースですが、今回は浅い凹みと深めの引っかき傷レベルなので自分で修理することにしました。
ということでオートバックスで修理アイテム(下記参照)を購入。
・シリコンリムーバースプレー(800円)
・カラータッチペン(700円)※車のボディカラーを調べてから買いましょう。
・カラータッチペン用スプレー(1000円)
・クリアスプレー(1200円)
・仕上げ用ぼかしスプレー(1000円)
それと以前購入していたコンパウンドや耐水サンドペーパー、穴埋めパテとマスキングテープも使うので支出額は計6千円程度でしょうか。
ではさっそく修理作業開始。
まずは洗車して汚れを落としてマスキングテープ+新聞で作業区画をきっちり区分け。
(実はここに落とし穴があって、あとで大変なことになるとはこの時は気付いていませんでした。)
次に傷の部分を耐水サンドペーパー(300番)とコンパウンドで磨いてササクレなどを落として平らにします。
えぐれた傷をパテで穴埋めしようと最初は思ってたんですけど、洗車で疲れて面倒くさくなって、もうこのまま塗ってしまうことに。
(ガンプラで合わせ目消しが面倒くさくなるのと似てるかも)
シリコンリームーバーで油脂を落として塗料の付きをよくします。
カラータッチペン+タッチガンで塗料をスプレー式で広範囲に吹き付けます。
これで白いえぐれ傷は目立たなくなりました。
塗料部分の光沢を出すためのクリアスプレーを拭く前にマスキングテープを剥がします。
が、なんとここでトラブルが。。。
マスキングテープが古くて劣化しており、接着糊がボディにこびりついてネチャネチャ状態になるというアクシデントが発生。
この上からスプレーを吹きかけられないため、持っていたタオルで糊をこすり落とそうとしましたが、これがまさかの悪手。
糊は落ちるどころか逆にタオルの細かい繊維クズがボディ側にこびりついてしまい、ネチャネチャの汚れ状態に。
仕方がないのでシリコンリムーバーを振りかけてスポンジでこすってみましたがキレイにならず。
焦ってしまってよく考えずにクリアスプレーを振ってみたらこれが最悪。
液だれして斑になってしまい最初の傷以上の範囲で無残な状態に。
結局コンパウンドで磨き直しましたがへんな凸凹が出来上がって小汚くなってしまいました。
その後クリアスプレーで光沢を出して、ぼかしスプレーで回りの色味と同化させて不自然さを抑えます。(どちらも薄めに数回繰り返し重ね塗りします)
仕上がりはこんな感じです。なんだかんだでボディと同じ色のカラータッチペンで傷口を塗ってしまえば目立たなくなりますね。
ということで今回は車の傷を自分で応急修理してみました。
パテ埋めをサボったのでエグレ傷は残ってしまいましたけど、それは次に機会があればやってみたいと思います。(ぶつけるのはイヤですけどね)
最後まで読んでいただきありがとうございましたー。
m(__)m