ゆでごろうの在宅勤務体験記
新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、多くの会社が在宅勤務を導入し始めましたね。
わたしの勤め先もようやく導入に向けて動き始めました。会社から「お試しで在宅勤務をしてください。んで、やってみて本格実施する時の課題を洗い出してください」とお達しがありましたので、(不謹慎ですが)ちょっとウキウキで体験してみました。
個人所有PCで在宅勤務をするために必要なものとして、会社から謎のUSBメモリを配布されました。
それをPCに挿して起動すると会社のLANに入ることができるらしいです。
世の中便利になりましたよね。親指の爪サイズのUSBメモリ1つで会社のネットワークに入れるだなんて。
などと感心しつつ、朝はいつもより遅めに起床です。着替えなくてもいいし、満員電車を恐れることもないので心身ともにメチャ楽ちんですわ。
テレビのワイドショーを見て朝食をゆっくり食べ、熱々のコーヒーを優雅に飲みながら、いざ在宅勤務USBを起動だぜ!!スイッチーオーン!
あれ??
Boot failure?
signature was not found?
ん?なんか起動しないよ。
操作手順を間違えたかと思い、再度PCの電源を入れ直してみるも、同じエラーメッセージが。。。
3回、4回めも結果は同じ。
ヤバい!
と、とりあえず餅つけ!いや落ち着け! などと昔の2ちゃんねる用語を捻り出すも嫌な汗が背中を流れ落ちる。
こんなときはネットに解決方法が載ってるはず。ggrks!
ということでUSBメモリを抜き取っていつも通りの個人所有PCとして起動しなおすことに。
MICROSOFTアカウントがパスワードの入力を求めてきた。
え? MICROSOFTアカウントって何のこと?
今までPCを立ち上げたときは指紋でピッと認証していましたが、ここにきていきなりパスワードの入力を要求してきました。
パスワードって何だっけ?そんなのメモってないよ〜。
dynabookよ! 君とはこれまで友好な間柄だったじゃないか! なぜここにきて裏切り行為を仕掛けてくるのか。
ただでさえ在宅勤務のUSBが動かなくて焦っているのに!
!
こんな時のためにとWindows7のノートPCを捨てずに保管していたのを思い出しました。
CPUがceleron、メモリ4GB、HDD300GBで起動するのに10分くらいジーコジーコと準備時間が必要な旧世代のため、Windows10にアップグレードすることなく部屋の隅っこでひっそり埃を被っていたPCがここにきてまた日の目を見ることができるとは!
サポート切れてるけど、変なサイトにさえアクセスしなければまだ使えるはず。
そういえば君もdynabookだったね。君は東芝ブランドだったけど、いまのdynabookはどこのブランドなんだい?などと余裕をかましつつ、古いノートPCを起動しました。
1分経過。3分経過。5分経過。
うーん。なんかガリガリガリってHDDが動きっぱなしでいっこうに落ち着く気配がありません。
10分経っても動きがもっさりしてます。
ここは一旦電源を切って、在宅勤務用USBメモリで立ち上げてみることに。
で、シャットダウンをしようとしたら、なんかいろいろダウンロードしてる? ん?先代くんよ。君はいったい何をしてるんだい?
と思ってよく見ると、どうやらこれまで貯めこんでたWindowsの更新をいまになって始めてるってばよ!
しかもダウンロードが30%くらいで全然進んでないし!
なんてのんきなことを言ってる余裕はありません。
ふと時計を見るともうすぐ始業時刻になろうとしています。
どうなる?ゆでごろう!
このピンチをどうやって乗り切るのか?
このあとの展開は、、、、、、、後半につづく。
(¯―¯٥)