高齢者社会を考える機会
どうもです。年に200回くらいローソンで買い物してるゆでごろうです。
今日は自宅からそう遠くはないけどこれまで利用した事がない店舗で買い物しました。
お店に入るとわたし以外にお客さんはいなくて、ふとレジカウンターを見ると、70代くらいのおじいさんが1人ローソンの制服を着てレジに立っていました。
この店のオーナーかな?お客さん少ないから自分で店番してるんかな?
なんて思いながら買いたいものを持ってレジカウンターに置きました。
が、数秒待ってもおじいさんが動きません。
ん?
おじいさんを見たら立ったまま目をつむってます。 え?寝てるん?
(*´﹃`*)
なんかツッコミたい気持ちを抑えて『スミマセン!』って声をかけたら目をあけて何も無かったかのようにレジ操作を始めました。
( ³ω³ ).。O コイツまじ寝てたな。
やれやれだぜ、、、と思いながらクレジットカードを出して見せて『クレカでお願いします』と伝えたんですが、おじいさんは何故か動きません。
あれ?声小さかったかな?と思いもう一度ボリューム上げて『クレジットカードでお願いします』と伝えたら、何故か5秒くらい間が空いて、レジ操作を再開しました。
今の間は何なん? 名札の名前は日本人みたいだけど、実はおじいさん型ロボットでなんか再起動してるんか?
と訝しんでたら、クレジットカード挿入を促す機械音声が流れたのでカードを読み取り機に差し込みました。
が、今度はカード読み取り中におじいさんがレジの何かを操作したため、機械が途中で止まってしまいました。
カード機が止まっているにも関わらず、おじいさんは何も動かず、わたしに何も言いません。
苛立ったわたしは『これ精算終わったんですか?』と確認するように言いましたがおじいさんはまたもやボーっとしたままで何もしません。
ちょっとキレてしまったわたしは『これ精算終わったんですか!?』と声を荒らげてしまいました。
そこで我に返ったようにおじいさんは小さい声で『いえ』と言いもう一度レジ操作を再開しました。
その後カード精算を終えたのですが、おじいさんからは『ありがとうございました』のテンプレ挨拶もなく、わたしはお店をあとにしました。
あのおじいさん、なんだったんだろうと帰り道にいろいろ考えてみたのですが、ひとつの可能性として、認知症を発症しているのでは?と思いました。
そういえば先日、テレビ番組で漫画家の蛭子能収さんが認知症と診断されてたのを思い出しました。
認知症にもいろんな症状があって、相手の話が入ってこないというのもあるそうです。
ホンの数十年前までは60歳が定年で、年金もらってシルバーシートに座って息子夫婦と同居して孫の世話するのがおじいさんでした。
わたしも子どもの頃はおじいさんおばあさんと一緒に3世代で住んでました。
認知症、昔は老人ボケって言ってたと思いますが、同居してたら家族が先に気付くんですよね。
でも今は子ども達と同居してる方が少ないし、70超えても働かなくては生きていけない時代です。
認知症を患っても気づいてくれる家族もいない御老人は多いのでしょうね。
まさかローソンで買い物してそんな事を考える機会がくるとは夢にも思いませんでした。
でもこれが現実で、わたしはまだ40代ですがそう遠くない将来に間違いなく直面する問題であるということを突きつけられました。
ちなみに今日、ローソンで買ったのは抹茶のロールケーキ(税込み380円)でした。
美味しかったんですけど、おじいさん店員とこれからの高齢者社会の事を考えたら何だか抹茶の味がいつもより苦く感じました。
明日は我が身、、((((;゚Д゚))))
なんてね。